副業がダメな理由

最近では副業を解禁する企業が増えてきた!

しかしそれは一部の大手企業やベンチャー企業の話で、中小企業ではまだまだ認めている会社は少ない。

全体の77%は禁止しているようだ。

副業禁止の理由の第一長時間労働の危険があげられる。

副業と言うだけで長時間の労働と決めつけるのは如何なものか?定時で仕事が終わっても夜中まで飲み歩いたり、朝方までテレビやゲームをしているよりも、1時間や2時間の労働であればそっちの方が健全ではないか?

むしろ労働=健康を損なうという考え方もおかしい。楽しい仕事であれば心身共に充実する事もある。

第二に情報漏洩のリスクがあげられるが、同業の仕事を副業でするのであれば考えられるが、全く別の仕事であれば考え過ぎである。まるでスパイを想定しているようだ。

第三に労働時間の管理・把握が困難とあるが、本業に影響が出ない副業を選べば良いのである。何も会社側が副業をする人間に気を使う必要はない。

いろいろと理由を並べても一番の理由はメンタルだ!

会社といのは村社会である。1人だけ違った事をするのは面白くないのだ。特に企業側からすれば、賃金以外の報酬を他から得られると拘束力を失ってしまう。

また、報酬面での序列も崩壊し、社内の人事制度もおかしくなる可能性がある。
役職が上がる事により仕事の量も増え、それに伴い給料もあがるという仕組みが、副業をする事により報酬を得られれば、無理して出世を目指す必要性も無くなってしまう。
上司より部下の方が報酬が多くなると人間関係もいびつになるかもしれない。

何より会社が副業を認めていてもメンタル的にしてはいけないのは管理職だ。

一般社員が副業していてもさほど問題はない。
しかし、管理職が副業をしていると周りの目はどうだろうか?

会社の業績が良いなら問題も無いかもしれないが、業績が悪い時に管理職が副業をしていたらどうだろう?会社や一般社員からすれば「寝ずに会社の事を考えて働け」と思うのが本心ではなかろうか?

よく企業は同じ船に乗った仲間と例えられる。良い時も苦しい時も共に過ごすものだ。しかし1人副業をし、悠々としていたら許せるもんじゃない。反対に副業の失敗を会社に持ち込まれても困ったものだ。

そういう部分で副業を禁止する理由は良く分かる。

一度社長に「副業しても良いですか?」と聞いた事がある。「ああ、すれば」と簡単に答えた。稼業を継ぐ為に退社した同僚を役員が「辞めずに両方したらええねん」と止めていた・・・

しかし会社の就業規則にはきっちりと副業禁止の文字が記載されている。

人事部の人間と呑んでいる時にそれとなく聞いてみた。なぜ副業がダメなのか。

「保険がややこしいよね、何かあった時に」「・・・・・」社長も役員も副業を認めているの就業規則に副業禁止の文字が記載されているのはキミ達の仕業か!!

副業を認める事により、企業のイメージアップや優秀な人材の確保にも繋がると聞く。今後働き方はもっと多様かされ労働力の確保の為に副業を解禁する企業は多くなるだろう。



関連記事

おすすめ記事

ページ上部へ戻る