占い
「運命」や「宿命」と言われても良く分からない。
しかし朝のニュースで「今日の星座占い」の結果に一喜一憂してしまう。
良い事があっても気にはならないが、悪い事が起こると「やっぱり」と占いの結果と照らし合わせてしまう。
そもそも占いにも種類があり良く分からない。当たるのか当たらないのかも良く分からない。
一度、手相占いをして貰った事がある。「自由な仕事ね?」と得意満面に言われたが、ガチガチの不自由なサラリーマンだった。
あと霊視と言うのもしてもらった。自分の名前の他に2~3人の知人の名前を書き相性を占ってもらう。
「二人ともあなたを凄く信用している」と言っていたが、そもそも疎遠な人間の名前を書かない。
ビジネスについても一番遠い職種での成功を言われたが、全く当たる気配も無い。 一つだけ「この人は最後逃げるわよ」と言われた人間が本当に逃げた!それだけは当たっているが、占い師で無くても逃げそうな人間だと言う事は分かっていた。
やはり占いは自分の事は都合の良いように解釈してしまうのか?
ガールズバーに置いてあった「誕生日大全」なる本で多いに盛り上がった事がる。自分ではそうは思わなくても周りの人間が書かれている内容に納得していると「俺ってそういう人間か~」と納得してしまう。
しかも占いは「統計学」と言われたら全く無視できないのである。某大手企業の創業者も、創業当時の採用は生命判断を使用していたというし、動物占いを営業ツールに使い成果を上げている人間もいる。
占いの市場規模は携帯占いサイトの売上が200億を超え、スピリチュアルを合わせると1兆を超えると言われる巨大市場。
そもそも、税務申告も怪しく本当の市場規模が分からないが・・・
仕入れコストも不動在庫も、ロスも生まれないので良いビジネスかも知れない。
そんだけ人間は未来に対し不安を持っていると言う事か。